椰子の葉を使ってblog35

カンボジアの伝統的な暮らしの知恵に興味は尽きません。

今度はテラ・ルネッサンスがオオギヤシの葉を使って、事務所の壁を補修する過程を体験させて頂きました。

オオギヤシの葉、一枚がこんなに大きい。
ナイフで葉をバラし、材料にする下準備。バリバリ・ゴワゴワしている。
太い針を使い、葉で竹の棒を挟むようにして隙間なく縫い留めていく。
糸にするのは稲科植物の茎を乾かした物
このパーツを何枚も作る
2メートル位の縦の竹棒3本(両端と中央)に、パーツを隙間無く重ねながら釘で打ち留める
釘と針金を駆使し、南側の壁に取り付けているところ。警備員のサウが大活躍。
なかなか良い感じ
続いて東側
完成

今回は事務所の壁の補修でしたが、この応用で屋根を葺いたり、家その物を作ることができるそうです。

陽を遮り、風を通し、雨は通さない。熱帯の気候に適した家が想像できます。こちらでは豊富に手に入る素材である上に、いずれ古くなって使えなくなった時も自然に土に帰ります。

今ではお寺や公園の東屋などで見る程度ですが、途絶えて欲しくない技術であることをまたもや実感しています。

高橋宏江