ポスターの効果(ゴミ問題のその後)

今年、地雷ゼロ宮崎からご支援頂き、3種類の「ゴミポイすてしないで」啓発ポスターを作りました。

PCHとノリア孤児院の高校生、そして地雷ゼロ宮崎会員である山内さんのデザインです。

主に、こちらの人達が飲み物やおやつを購入する、小さな商店に貼ってもらおうと試みました。そういったお店で売っている物の容器やパッケージがポイ捨てされていることが多いからです。でも店には商品が沢山あって、貼るスペースが意外に無いのが現状でした。

お店の人に願いすると、「貼っても良いよ。でも場所が…」ということになり、結局、店の近くの電柱に貼ることが多かっです。

ゴミの散乱が目に余る場所の近くにある電柱などにも貼りました。貼る時にその周りのゴミをきれいにしていましたが、これが切りが無い程多いので、気が滅入ってしまうこともありました。

でも、私がポスターを貼っているとペットボトルの水を差し出してくれる人がいたり、一緒にごみ拾いをしてくれる人もいました。

ゴミ拾いを手伝ってくれたガソリンスタンドの従業員

テラルネッサンスの協力で、ロカブッス村の小学校や、プレアプット村の幼稚園にも貼ることができました。

そんなこんなで、時間がかかりましたが、先日160枚のポスターを貼り終えました。果たしてどれだけの効果があるかは分かりませんが、それでも誰かの目に入って、僅かでも変化があれば、と願っています。

カンボジアが好きだから、このゴミの問題は、本当に何とかしないと、と思います。

高橋宏江