私たち
私たち地雷ゼロ宮崎は、地雷撲滅と被害者支援に対してさまざまな想いを抱いている人たちが結成したボランティア団体です。
目的
世界平和の実現=すべての生命が安心して生きていける世界の実現
特に、最初に縁のあったカンボジアの地雷廃絶と被害者支援、カンボジアの子供たちの教育支援、農村支援の為に活動を行っております。
活動方針
1人1人がやれることを持ち寄り、できる形で活動を継続して行う。
地雷ゼロの活動は自発的に行うボランティアである。
例えるなら「ハチドリのひとしずく」のように。
「ハチドリのひとしずく」とは
森が燃えていました。森の生き物たちは、我先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけは、行ったり来たり口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。動物たちはそれを見て「そんなことをして、いったい何になるんだ」と言って笑います。クリキンディはこう答えました。「私は、私にできることをしているだけだ。」
成り立ちと20年の歩み
”地雷ゼロ宮崎”
立ち上げのきっかけ
2001年の5月に大学生だった鬼丸昌也さん(テラルネッサンス創始者)がカンボジアで見てきた地雷問題の現状を上野(地雷ゼロ宮崎代表)が初めて聞いて知らなかった事にショックを受けました。そこで鬼丸さんの話を宮崎の人にも聞いてもらいたいと講演会を計5回企画しました。そして話を聞いて興味をもって集まった人たちから、宮崎にも地雷問題に取り組むボランティア団体を作りたいという流れが出来ました。そして、2001年11月5日に「地雷ゼロ宮崎」を社会人、主婦、大学生、高校生などで立ち上げました。
現地を視察する
カンボジアスタディーツアー
自分たちでも現地カンボジアの現状を見たいという思いが高まり、テラルネッサンスと共同でカンボジアスタディーツアーを2002年3月に行い、当時大学生だった会員の皆さんが参加しました。その中の1人が現在テラルネッサンスカンボジア駐在代表の江角泰さんです。現地を視察するカンボジアスタディーツアーも計13回34名の参加がありました。
たくさんの協力と活動の数々
そして、見てきた現状を伝えるために宮崎県内で講演活動を開始しました。2002年から講演会数は165回、のべ11,563名の方に伝えてきました。
また、夏と冬の年に2回行ってきました街頭募金活動も36回行い623名の方が参加されました。その中には宮崎学園高校、宮崎工業高校、宮崎大宮高校などの多くの高校生ボランティアの参加がありました。その他にも、宮崎の国際協力NGO4団体と国際協力ネットワーク宮崎をつくり、イベントへの参加やイベントの企画をし上映会や講演会、学生の発表の場所のフォーラム、イオンモール宮崎などで国際協力の啓発活動行いました。その時には宮崎大学やJICA九州の宮崎デスクとも一緒に共同で運営しました。
農業部門立ち上げ
4年程前より、地雷ゼロ宮崎の農業部門を立ち上げ宮崎の良い農産物を販売して売り上げの一部をカンボジアの支援にすることを始めました。2年目より田んぼでの米作りも行い、できたお米を古代米として販売し、売り上げ金額をカンボジアの農村支援として寄付をしています。
「ハチドリのひとしずく」で
「私にできること」を
立ち上げた当初は20年も続けられることなど考えもせず、時代の流れとともに活動の形態が変化してきましたが、その時にできることを考えやってきました。気づけば20周年を迎えることになります。今までに関わってくださったすべての方々に感謝とこれからも「ハチドリのひとしずく」で「私にできること」を持続していきます。