最近のあれこれ

こちらへ来て来月で丸1年。生活にはすっかり慣れ、自然農を中心にした私なりの日常生活を送っています。今回は最近出会ったカンボジアならではの食べ物や出来事をいくつか記しておきます。

ムムム、ある日孤児院の子が手にしていたコンデンスミルク入りのかき氷のような物の底に、黒米を発見しました。どれどれと私もお店に行って試して見ると、炊いた黒米を発酵させているのか、少し酸っぱい黒米の味でした。

これは孤児院の庭に育っているアロエを使ってのスイーツ作り。丁寧に果肉を取って刻み、砂糖とスラックタウイーという香草といっしょに煮込みます。お腹が空くと子供達は庭に有るものを何かしら工夫して食べています。

手際良く庭鳥を捌くテラルネ事務所警備員のサウ。こんなことが日常にある。

フランスの植民地支配から独立を機に1957年に建てられた独立記念塔は、首都プノンペンのシンボルですが、最近バッタンバンにも建てられました。その塔の近くの蛇のモニュメントはよく見ると無数の古い銃からできています。武器からの解放を意味しているそうです。(雨季に入って曇りの天気が多くなり、写真撮影のタイミングが難しい。)

PCHの支援者だったカナダ人の訃報が届き、この日、弔いの儀が開かれました。お寺からお坊様をお招きし、子ども達も私も白い服装でともに冥福を祈りました。

お招きした僧侶とお供えの数々。正式には写真撮影はご法度らしい。
家族のようなPCHのメンバー。

温かい周囲の人達と、様々な経験をしている日々に、感謝するばかりです。

高橋宏江