繋がる子供達

京都から15歳の少年がやって来ました。

初めての海外1人旅。目的はカンボジアの子供達と友達になって遊ぶこと!

私は彼が9歳の頃からの知り合いで、京都で一緒に田んぼをしたり、宮崎の海や川で遊んだ仲間の1人です。

まずはアンコールワット観光。そして一路バッタンバンヘ。PCHゲストハウスに宿泊しての1週間が始まりました。

PCHでは、市場で買い物した食材で子供達と日本風のカレーを作ったり、反対にクメール料理を教えてもらったり。

何もかもが初めての経験

夜は夜で卓球に鬼ごっこ、トランプ、カンボジアの昔からの遊びでも大いに盛り上がりました。

言葉が通じなくても大丈夫

釣り好き男子同士で力を合わせ、孤児院の溜池で大きなナマズを釣り上げたのには驚きました。夕食のメインディッシュになって、みんなで頂きました。

まさかの大物
ナマズがいた池で泳ぐ子供達

岩田亮子さんの運営するノリア孤児院も訪問しました。

ここでは畑仕事に参加した後、日本語を勉強する彼と同年代の子供達や、人懐っこい小学生と触れ合うことができました。

ノリア孤児院の子供達とコマで遊ぶ

言葉の壁を物ともせずに、寝る間を惜しんで遊び、笑い合った子供達。

彼の「友達になりたい」という純粋な願いは、カンボジアの子供達にしっかりと届いたようです。

楽しかったこの経験が、彼らの未来に、きっと何らかの力となることでしょう。

高橋宏江