Shop Open!

こちらに来てこれまで、様々な経験をして来ました。

その中で、せっかく実った野菜や果物が生かしきれておらず、もったいないな、と感じたり、生活の中でプラスチック製品が多様され、ポイ捨てされている現状に、ずっと胸を痛めて来ました。何とかならないものか、と。

去る5月24日、25日、この思いへの働きかけを形にしたShopを、PCHの入り口横のスペースで開店することができました。

建築過程の店舗。オオギヤシの葉で葺いた屋根など、自然素材100パーセント

オープン前日にはテラ・ルネッサンスが支援しているサムロート農協を通し、特産のドリアンとランブータンが到着。目玉商品として主役になってくれました。どちらもまさに今が旬の果物です。

果物の王様ドリアンはカンボジア人の大好物
イガイガに包まれたランブータン

この農協手作りの大豆発酵調味料や、野菜栽培用EM液が脇を固めます。

そして私が昨年およそ4ヵ月、畑をさせて頂いたカムリエン郡からは、ハリナシミツバチとトウヨウミツバチ、2種類の蜂蜜達。

PCH育ちのヘチマから作ったタワシや、種から育苗したバジル、スイカ、マンゴーの苗も並びました。

どれも、環境に配慮した、信頼できる品々です。

気になるその反応は?

まだまだShopの存在自体を知ってもらう段階でしょう。お客様は道向こうからやって来た牛達(笑)と、ご近所の方がお1人(涙)でした。

カンボジア流に、週末のみのゆるゆる営業。

気負わず、それでも「何とかしたい」思いを私なりにアピールしていきます。

ゴミ問題啓発ポスターも掲示している

支えて下さっている地雷ゼロ宮崎、テラ・ルネッサンス、PCHの皆さんのお力を借りて、ムオイムオイ(少しずつ)成長させていきたいです。

高橋 宏江