田んぼ問題(自然農のその後)

7月の終わり、田んぼの中に準備していた苗代に、赤米と緑米の種を下ろしました。地雷ゼロ宮崎が国富町の田んぼで命を繋げてきたお米。それを日本に一時帰国中の江角さんが届けて下さった、大事な種です。

ところが、その直後に強いスコールの雨が降り、見事に水没してしまいました。

丁寧に蒔いた苗代の種籾
水没。椰子の葉は種籾を鳥から護るために置いていた

それまでは牛が食べに来るほどの草地だったのに、まさかこんなに水はけが悪いとは。

あんなに待ってもなかなか来なかったスコールが、まさかこのタイミングで来るとは。

暫く呆然としてしまいました。

初めての環境で初めての稲作、そう簡単に事が運ぶはずは・・・有りませんでした。

気を取り直して、ならばどうしたら良いか考えています。

畑で一足先に種下ろししていたラオスの赤米の苗は育っていたので、田んぼより一段高くなっている場所にも溜まっていた水を利用してミニ田んぼを作り、そこに田植えをしました。何しろ予定していた田んぼは膝下ほどの高さの水が引かず、とても田植えができる状態ではありません。

2m×4m程のミニ田んぼ
ミニ田んぼに植えたラオスの赤米

とにかく田んぼの水が捌けるよう、水の排水溝を作るべく、只今悪戦苦闘中です。